ストレスでも血糖値は上がるのか?

糖尿病とストレスの関係。ストレスでも血糖値は上がるのか?

医師と患者

現代の日本人の多くは、ストレスと常に隣り合わせの生活を強いられています。

 

会社やプライベートでの人間関係、家庭内における問題、出勤や通学での長時間の電車移動…などなど。あらゆる所にストレスへ繋がる要因は転がっているものです。

 

ストレスは目に見えてわかるものではありません。つまり、自分があまり感じていなくとも、いつの間にか溢れる程になっていることは、誰しも有り得るのです。

 

そんなストレスですが、血糖値とも深い関係があるのをご存知でしょうか?
ここでは、ストレスと血糖値の関係についてお話していきます。

ストレスは血糖値を上昇させる要因となる!?

私達の体内には様々なホルモンが存在します。その中で、血糖値を低下させてくれるのはただ一つ、インスリンだけということ、ご存知でしょうか?

 

人間はストレスを感じると、保身のために脳が働き神経が張り詰めます。その後、全身の筋肉を動かそうと様々なホルモンが分泌されるのです。しかし、ここで分泌されたホルモンは、インスリン以外血糖値を上昇させる働きを持つものばかり。

 

なぜなら、インスリン以外のホルモンはブドウ糖をエネルギーとしているからです。ブドウ糖を必要とするホルモンがたくさん分泌されれば、相応にブドウ糖が必要となります。その結果、血液中のブドウ糖が増加して血糖値が高くなってしまうのです。

 

人間はストレスを感じると、このような仕組みで血糖値を上昇させてしまいます。

ストレスによる高血糖は悪循環を招きやすい

ストレスが原因で血糖値が上昇するのは、当然一時的なものです。ストレスの原因がなくなったり、何らかの理由でストレス解消ができれば体内は本来の状態に戻ります。

 

しかし、ストレスを上手く改善できずに溜め込んでしまうと、精神的に情緒不安定な状態へと陥るのです。こうなると不安感や悩みなどがより増幅して気が滅入り、暴飲暴食に走ったり、眠れなくなるなどしてさらにストレスを溜め込み、体に負担をかけ続ける…という悪循環にはまってしまいます。

 

特に注意したいのは、自律神経失調症。これによって自律神経のバランスが悪くなると、血糖値も上手く調節できなくなります。そして、このことから不安が増して患者さん自身の治療意欲が低下してしまう可能性も高くなるのです。

適度なストレス解消を心がけるのがベスト

このように、ストレスによって血糖値の上昇を促進させてしまうことは防いでいきたいものですね。そこで重要となるのが、「適度なストレス解消を心がける」こと。仕事や家事、育児のことばかりつい考えてしまって、自分の時間を作れていない日々が続いていませんか?そんな場合は要注意です。

 

1日1時間でも良いですし、週に1度でも良いのでストレス解消する時間を作りましょう。自分の好きなことにひたすら没頭してもいいですし、仲の良い友人と飲みに出かけたり、カラオケで好きなだけ歌ったりするのも効果的です。

 

毎日ストレス解消に励むのであれば、ゆっくり湯船に浸かったり、アロマテラピーやストレッチなどを習慣づけると良いでしょう。マイナスな気持ちを全て吐き出すように深く息を吐き出しながら取り組むことで、より良い効果を期待できるはずです。

 

 

ストレスは目に見えないものだからこそ、意識して気を付けていく必要のあるもの。知らない間に自律神経失調症になってしまったり、血糖値の低下を妨げてしまっていた…なんてことを防ぐためにも、日頃から適度にストレス解消をしていきましょう。

 

血糖値が高い人へおすすめのサプリメントランキング