膵臓から分泌されるインスリンが血糖値を下げる

膵臓から分泌されるインスリンが血糖値を下げる

医師

血糖値が高い人にとって欠かせない強い味方であるインスリン。よく名前は聞くけど、具体的にどんな働きをしてくれるのか?と疑問に思っている人もいらっしゃるでしょう。

 

そこで、ここではインスリンの働きについて、詳しくご紹介していきます。

 

インスリンはどんな働きをしているものなのか?

車が動くためには、ガソリンが欠かせないですよね。それと同様に、私達の体も車で言うガソリンのような燃料がないと活動することができません。

 

そして、私達人間にとって燃料となっているのは、血液中を流れるブドウ糖です。ブドウ糖は血液によって全身をめぐり、脳や内臓、筋肉など様々な器官を働かせる燃料として消費されていきます。

 

血液の中にあるブドウ糖の濃度は「血糖値」と呼ばれ、食事を摂った後に増加して1時間〜2時間かけて減る仕組みです。

 

このように、食事などの影響で変動が起こる血糖値ですが、健康な人の場合、この数値は上手くコントロールされており一定の幅が保たれています。これこそインスリンのお陰なのです。

 

膵臓で生成されているインスリンは、食事などで血糖値が増えたことを膵臓が感知するとすぐさま分泌される仕組みとなっています。

 

こうして分泌されたインスリンは血液中のブドウ糖を各々の臓器細胞に取り込ませたり、肝臓にグリコーゲンとして貯蓄するのをサポートしたり、脂肪やグリコーゲンの分解を抑制したりするのです。インスリンが持つこれらの働きによって血液中のブドウ糖量が調節され、血糖値は上手くコントロールされています。

 

しかし、インスリンの分泌量が低下したり、何らかの影響でうまく働かなくなると、血液中のブドウ糖を細胞に取り入れることができなくなってしまいます。これによって血液中のブドウ糖は消費されないまま留まることとなり、血糖値がどんどん上昇してしまうのです。

近年の日本人は糖尿病になりやすい!?

近年の日本では、知らないうちに血糖値が高くなって、糖尿病へと繋がってしまう人が増えていると言われています。

 

そして、その原因の多くは食生活が欧米化していることにあるのです。欧米食は軒並みカロリーが高いものが多いため内臓脂肪として蓄積しやすいもの。カロリーが高ければ高いほど、必要なインスリンの量は増えるため、膵臓の働きが衰えてうまくインスリンを分泌できなくなります。

 

加えて、アジア人は欧米人に比べると、分泌されるインスリンの量が少ないのです。そのため、欧米人と同じような食事を摂るのが習慣になっていると、すぐさま膵臓に負担がかかってインスリンの分泌が正常に行えなくなってしまいます。

 

また、こうした食生活に加えて現代の日本人は運動不足に陥っている人、ストレスを抱え込んでいる人も多いです。ストレスや運動不足も血糖値の上昇を促す要因となるため、どんどん悪循環にはまってしまいます。

 

 

このように、膵臓から分泌されているインスリンは、私達の体内で非常に重要な役割をしてくれているのです。

 

血糖値が気になる方は、糖分の摂取を減らすよう心がけたうえで、インスリンの分泌や働きを助けていくためにも、健康的な食生活や適度な運動など、今一度自分の生活習慣を見直していくようにしましょう。

 

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